MOKANO モバイルモニターレビュー。携帯性・実用性どちらも高い高画質13.3インチモニター

ここ1~2年でリモートワークをする人がかなり増えました。自宅・カフェ・コワーキングスペースなど日によって作業場所を変える人も珍しくありません。

そんな人たちから良く聞くのが「画面がもう一つ欲しい」という話。普段から複数の画面で作業している人は、ノートPCの画面だけだと効率が悪くなります。

そこで上手く活用したいのが、持ち運び可能なモバイルモニター。今回紹介するのは「MOKANO モバイルモニター」という製品です。

聞き慣れないメーカーの製品ですが、モノはしっかりしています。本体の質感や作りもそうですし、モニターの画質や性能も非常に高いレベルです。

そこでこの記事では「MOKANO モバイルモニターレビュー。携帯性・実用性どちらも高い高画質13.3インチモニター」について書きます。

MOKANO モバイルモニターの概要

仕様や外観

MOKANO モバイルモニター」は、IPS液晶を搭載した13.3インチのモバイルモニターです。具体的な仕様やスペックについては以下の通り。

製品名13.3インチ2Kモバイルモニター
画面サイズ13.3インチ(16:10)
液晶パネルIPS液晶
解像度2560x1600px 2K WQXGA
表示色域100% sRGB (72% NTSC)
視野角水平178° 垂直178°
周波数60Hz
応答速度2ms
スピーカー数2
サイズ 295.8×201.8x4mm
本体重量540g
価格16,680円(購入時)

次に実物をチェックしていきます。

パッケージの中には、本体に加え、専用カバー兼スタンド、ケーブル3種類に電源アダプターが入っています。

内容物
  • モバイルモニター本体
  • スタンドケース
  • HDMI-MiniHDMIケーブル(出力用)
  • USB to Type-Cケーブル(出力用&給電用)
  • Tpye-C to Type-Cケーブル(出力用&給電用)
  • DC電源アダプター(給電用)
  • 日本語取扱説明書

13.3インチのIPS液晶を搭載した本体は、上左右のベゼル幅も狭くスタイリッシュな印象です。フレーム部分はマット仕上げになっていて、質感も良好です。

合皮製のスタンド兼カバーも同じような仕上げ。持ち運んでも指紋がつきにくいのは嬉しい点。マグネットが内蔵されており、本体にピタッと止まるようになっています。

Type-C、HDMI端子、イヤホンジャックは本体下部側面にまとまっています。本体の厚みについては、ギリギリまで薄くしようとした努力が見えますね。

反対側には、モニターや音量の操作ボタン類があります。極力ボタンの数を減らして、様々な設定項目を調整できるように工夫されています。

価格や販売ストア

MOKANO モバイルモニターは、Amazonや中国製品を輸入販売している楽天のストアでも販売しています。販売価格はおおよそ16,000円~17,000円前後です。

スペックと価格がほぼ同じ製品が大量にあるため、メーカーを気にしないという人であれば他メーカーのものを購入しても実用面での違いは無いかもしれません。

MONAKO 13.3インチモニターは現在在庫切れ

MONAKO 13.3インチモニターは現在在庫切れで、再入荷の予定は未定のようです。

もし興味がある方は、価格・スペックがほぼ同じ「kksmart」「Eleduino」「EVICIV」の13.3インチモバイルモニターをチェックしてみてください。

MOKANO モバイルモニターのレビュー

スタンドケース込みで薄く携帯性に優れている

このモバイルモニターの特徴は、何と言ってもその薄さです。最も薄い場所で0.4cmとなっており、ケースを装着しても1cm未満という厚みで収まっています。

自宅で使う場合は気にする必要はないのですが、外出する際に一緒に持って出るにはこれぐらの厚みじゃないとPCバッグがパンパンになっちゃうのですよね。

重さに注意

見た目が薄く本体だけだと軽いのですが、ケースを装着すると1kg近くになるので、PCと一緒に持ち歩くと合わせて2~3kgとそれなりに重量感はあります。

コンパクトでも高画質な映像を見ることができる

13.3インチという画面サイズながらも、2560px✕1600pxの2K画質を実現しています。標準的なノートPCよりも解像度が高いので、サブモニターとして使うにも全く問題はありません。

この画面は、実際にPCとモニターでそれぞれAmazonプライム・ビデオの画面を開いたところ。見て分かるように、モニターのほうが情報量が多いです。

また、色の再現度や発色、応答速度といったモニター自体の性能も高いので、ゲームや映像を楽しむために使っても活躍してくれそうです。

端子位置とケーブルの長さで配置を変えづらい

ケーブル端子が片側の下にまとまっていること。また、付属のケーブルが短いことから、PCが右側でモニターが左側という配置でほぼ固定されてしまいます。

中でも付属のHDMI-MiniHDMIは特に短いので、あらかじめ別売りのHDMI-miniHDMIケーブルを用意しておいた方が便利なことには間違ないでしょう。

スピーカーが2つあるがステレオ感は弱い

本体の背面にスピーカーが搭載されているので、ニンテンドースイッチなどの家庭用ゲーム機を接続すれば音を出しながら遊ぶことができます。

スピーカーは2つあるので理屈上はステレオで聞くこともできるのですが、ケースで塞いでしまうのとスピーカー同士が近くにあるからか、ステレオ感はほぼ感じられませんでした。

2ボタンだけでの画面設定に手間がかかる

モニターの調整を行うためには側面の設定ボタンを押して進めて行くのですが、ボタンが2つしかないので設定メニューの操作が面倒です。

慣れるとスムーズに操作できるのかもしれませんが、個人的にはボタンの数をもう少し増やしてくれたほうが迷わなくて済むような気がしています。

MOKANO モバイルモニターはこんな人におすすめ

MOKANO モバイルモニターは「持ち運び可能な高解像度モバイルモニター」が欲しい方におすすめします。

重量はそれなりにあるものの、ケースを装着していても薄型なので、PCと一緒にバッグへと入れるだけでOK。

解像度が高く応答速度も早いことから、ビジネス用だけではなくゲーム用にも十分使えるものになっています。

ただ、1点だけ問題があります。MOKANO モバイルモニターは現在品切れ中で、次回入荷も未定のまま。

なので、もしこのモニターが欲しいと思った場合は、価格・スペックがほぼ同じ「kksmart」「Eleduino」「EVICIV」から探すと良いでしょう。

MOKANO モバイルモニターのレビューまとめ

この記事は「MOKANO モバイルモニターレビュー。携帯性・機能性どちらも高い高画質13.3インチモニター」について書きました。

MOKANO モバイルモニターは13.3インチでありながらも2K画質で映像を映すことができる、機能面でのポイントもしっかり押さえた製品です。

スピーカーも搭載しているので、サブモニターとして使いたい人だけではなく家庭用ゲーム機用に使いたい人にもおすすめです。ぜひチェックしてみてください。