話題の寄付アプリ「kifutown(キフタウン)」レビュー。使い方や危険性について徹底解説!

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「お金配りおじさん」こと前澤友作氏(以後、前澤氏)の企画「宇宙から全員お金贈り」が話題になっています。全員に配るって太っ腹すぎませんか・・・?

お祭り騒ぎになっている一方で、応募にはアプリ「kifutown(キフタウン)」のインストールや個人情報の登録が必須だったりするため「怪しい」という意見も目にします。

そこで今回は、アプリのレビュー記事として、アプリの使い勝手はもちろん、個人情報の取り扱いや危険性についても説明していきます。ぜひ参考にしてみてください。

kifutown

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目次

kifutown(キフタウン)ってどんなアプリ?

参照:https://www.kifutown.com/

公式ウェブサイトには、こう書かれています。

kifutownは、人と人をつなぐ、新しい寄付プラットフォームです。
挑戦する人を応援したい。お金に困る人の力になりたい。
あなたの想いを寄付でつなげる、 新しい寄付体験をお楽しみください。

https://www.kifutown.com/

前澤友作氏がTwitter上で個人的にお金を配ったり寄付していたものを、他の人でも寄付したり寄付を受けたりできるようなプラットフォーム(サービス)にしたものです。

このサービスが生まれ背景や理由については、kifutownのウェブサイトよりも運営会社ARIGATOBANKのウェブサイトを読んだほうがイメージできます。興味がある方は読んでみてください。

kifutown(キフタウン)の使い方

ARIGATO IDの作成と初期設定

kifutownを使うには、まず「ARIGATO ID」を作る必要があります。電話番号を入力してSMS認証した後に、パスワードや氏名、生年月日、性別を入れて登録します。

アカウント情報はメニューから確認・設定変更をすることが可能です。また、Twitterアカウントの連携設定や寄付の受け取り用口座も設定することができます。

トップ画面には、現在寄付を受け付けている人たちの一覧が表示されます。ここから自分の興味があるプロジェクトを選んで寄付に応募するという流れになります。

寄付に応募する

寄付してもらいたいプロジェクトが見つかったら、応募に進みます。あらかじめ注意事項をしっかり読んだ上で、問題なければそのまま進みましょう。

kifutownに掲載中のプロジェクトは、指定アカウントのフォローが応募条件となっています。まず最初にTwitterアカウントを連携した後、アカウントをフォローします。

フォローすると「次へ」ボタンが有効になるので、そのまま次へと進みます。

寄付者への応援メッセージを書いて、送信します。寄付する人を選ぶ際はこのメッセージを読んで判断するので、目に留めてもらえるような内容を書きましょう。

寄付プロジェクト作成はiOSのみ可能

寄付をしたい人向けの「寄付プロジェクト作成」機能は、現時点ではiOS版のみ対応しています。寄付をしたいという方がいれば、iOSアプリをご利用ください。

kifutown(キフタウン)レビュー

kifutownアプリを使ってみて率直に感じたことを、良い点と気になる点に分けて説明します。

良い点①:操作が簡単で分かりやすい

操作はとてもシンプルで、気になる寄付プロジェクトを見つけたら応募条件をクリア(アカウントフォローなど)した上で、応募ボタンを押すだけです。

プラットフォームで最も重要なのは、利用者の多さです。これぐらいシンプルな操作にして、できる限り多くの人に使ってもらうというのが運営会社の狙いなのかもしれません。

気になる点①:検索機能が弱い

プロジェクトは検索条件で絞り込むことができますが、テキスト入力による検索はできません。似たようなプロジェクトが増えてくると、この機能がないと不便です。

また、「人気ランキング」「プロジェクトの非表示設定」「ブロック」といったものもありません。全体的にプロジェクトを探す機能が弱いように感じます。

気になる点②:寄付の状況が不透明

現状では、寄付者が自発的に寄付の進捗状況を報告しない限り、その寄付が本当に実行されたのかどうかさえ分かりません。

寄付の対象者が抽選で決まる場合も、誰に決まったのかは全く分かりません。kifutownも10%という手数料をとって事業として運営している以上、情報の透明化については頑張って欲しいですね。

肝心なお金周りの流れが不透明なあたりも「なんだか怪しい」という意見が出てくる原因の一つなのではないかと個人的には思います。

気になる点③:怪しいアカウントが多い

プロジェクト一覧でプロジェクトを探していると、かなりの割合で怪しいアカウントが目に留まります。具体的に言うと情報商材屋のことです。

この人たちがここで何をしているかというと、

①お金を配る企画を始めてフォロワーを増やす
②増えたフォロワーをLINEや自分のSNSに誘導
③クローズドな場所で情報商材を売り込む

ここでポイントになるのが、誰が選ばれたのか分からないという点です。つまり、情報商材屋がグルになれば、寄付額の10%の手数料を払うだけで万単位のフォロワーを獲得できてしまうのです。

不正行為や目に余る行動を取るアカウントはいずれ規制されていくと思いますが、現時点ではほぼ野放しになっているように見えます。これから始める人は注意してください。

kifutown(キフタウン)の危険性について

SNSのコメントを見ていると、kifutownのことを「個人情報を吸い取るだけのアプリ」だと思っている人が一定数いるようです。

実際に取得する情報を見てみると、

①氏名
②生年月日
③電話番号
④Twitterアカウント
⑤銀行口座(規約改定後に不要になる見込み)
⑥LINEアカウント( 宇宙から全員お金贈りに参加する場合 )

と、それなりの情報を取得していることが分かります。

ただ、運営会社もこの状態を良いとは思っていないようで、寄付金を直接ではなく専用の電子マネーとして受け取るように規約を改定する予定だと公表しています。

そういう状況を踏まえると、アプリそのものに対する不安やアプリに潜む危険性は、今後解消されていくのではないかと思っています。

むしろ気になるのは、kifutownを利用してカモを捕まえようとしている情報商材屋や悪質な業者をきちんと監視・規制していけるのかです。

ARIGATOBANKを見る限り、輝かしい経歴を持った人たちがたくさんいるので、そういう点も考えてはいるのだと思いますが、未だにメルカリが無法地帯なのを見ても、時間はかかるはずです。

なので、利用する際はある程度警戒心を持っておくようにしたほうが良さそうです。

具体的に注意したほうが良いのは、「経済的自由」「FIRE」といったキーワードやLINEの短縮URLが入っているアカウントです。気をつけてください。

kifutown(キフタウン)まとめ

この記事では、ここまでに次の内容について説明しました。

  • kifutown(キフタウン)の使い方
  • kifutown(キフタウン)レビュー
  • kifutown(キフタウン)の危険性について

説明の通り、使い方はとても簡単です。もし興味のある寄付プロジェクトがあれば、見つけ次第申し込んでおきましょう。

どのプロジェクトも基本的に競争率は高いので、当たったらラッキーぐらいで考えておくほうが良いかもしれません。

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