仕事で使っているマウスの調子が悪くなってきたので、新しいものに買い替えました。友人や知人がこぞって「エルゴノミクスマウスがいいよ」と言うので、エルゴノミクスマウスにしてみました。
普通のマウスは平たい形をしていますが、エルゴノミクスマウスは高さがあって立体的な形をしています。人間工学に基づいた造りになっていて、 長時間の使用でも手や肩が疲れないことが最大のメリットです。
選ぶにあたっては、価格がリーズナブルで評判が良いものを条件にしました。というのも、僕は今回初めてエルゴノミクスマウスを使うので、どの機種が良いのか正直よく分からないんですよね。
その条件で調べて当てはまったのがサンワサプライの「400-MA092SS」というマウス。BluetoothではなくUSB接続タイプのため価格が安く(なんと2,000円台！)、初めて使うにはちょうど良いと思ったためです。
今回はこの「400-MA092SS」についての説明や外観、実際にしばらく使ってみて良いと思った点、逆に残念だった点についても、レビュー記事として書いていきます。
サンワサプライ 400-MA092SSの概要とパッケージ
400-MA092SSは、サンワサプライが発売しているエルゴノミクスマウス。USBレシーバーを使う2.4GHzタイプとBluetooth対応タイプがあります。
USBポートを使いたくない人やレシーバーが邪魔だなと思う人はBluetooth対応タイプを、気にならない人はマウスの電池が長持ちするUSB2.4GHzタイプを選ぶのがおすすめです。
簡単にパッケージをチェックしていきます。外箱はごく普通の箱。
パッケージ内容は、本体・USBレシーバ、単三電池、説明書の4点。今回選んだ色はシルバーですが、どちらかというとグレーに近いです。
裏にはON/OFFボタンと電池やUSBレシーバの格納場所があります。この紙のシートは電池を外すときに使うのでちぎらないように注意が必要です。（危うく破りそうになりました）
電池はこんな感じでセット。シンプルなので説明書なしですぐに使えます。
サンワサプライ 400-MA092SSレビュー
ここからが、実際に1週間使ってみて感じた「良い点」と「イマイチな点」をまとめたものです。
クリックボタン、スクロールホイール、センサーどれも安定した動きでストレスは全くありません。思った通りの動きができており、とても満足しています。
クリック感にやや安っぽさを感じますが、エルゴノミクスマウスがこの価格で買えるだけでもお得なので、これでも十分頑張っている方なんだろうなと思います。
この安定性はUSBレシーバを使った無線タイプのメリットでもあるので、Bluetoothタイプとどちらを選ぼうか迷っている方の参考にしてもらえると。
400-MA092SSに限らない話なのですが、一般的なマウスに慣れた人がエルゴノミクスマウスを使うと、左右のクリック動作に戸惑うはずです。
というのも、マウスのクリックが「左ボタン・右ボタン」から「上ボタン・下ボタン」をクリックするという動きに変わるからです。
僕も最初の3日ほど左右を間違えてクリックしてばかりでした。ただこれは慣れの問題なので、使っていくうちに気にならなくなります。
この動きに慣れてしまうと、あまりにも快適すぎて従来のマウスに戻りたくなくなります。長時間使っても手首の疲れをあまり感じないんですよね。
これは本当に大きなメリットですね。
エルゴマウスは誰の手でもスポッと収まるような形にはなっていますが、このマウスは僕の手の大きさ（小柄な男性）には少し大きいように感じました。
サイズが大きくても操作には全く影響ないし、長く使わないなら特に気にもならないと思います。ただ、長時間使う人だと違和感があるかもしれません。
なので手が小さな人は中型の機種を選んだほうが満足度は高いと思います。見た目が従来のマウスに近いものもあるので、興味がある方はチェックしてみてください。
僕はいつも「自宅」「職場」「コワーキングスペース」のどこかで仕事をしているので、ノートパソコンとマウスはいつも持ち歩いています。
エルゴノミクスマウスの高さがある形状は、持ち運ぶという点ではめちゃくちゃ邪魔です。無理やりバッグに入れると壊れそう・・・持ち運びはすぐにあきらめました。
エルゴノミクスマウスは自宅や職場に置いておき、コワーキングスペースなどには薄型のマウスを持っていくのが今のところの最適解だと思っています。
サンワサプライ400-MA092SSのまとめ
ここまでに書いたレビュー内容をまとめたものがこちらです。
- 高い感度とスムーズな動き
- ななめクリックは慣れると超快適
- 2,000円台で買えるハイコスパマウス
- 手が小さめの人には不向き
- 持ち運びには向いていない
- スマホやタブレットで使えない(Bluetooth非対応)
今回紹介したモデルは、Bluetooth非対応なので、複数デバイスでの切替不可、スマホやタブレットで使えないといったデメリットがありますが、その分価格が安いです。
最初から最高の機能と性能を求めるのではなく、あくまでエルゴノミクスマウスを使った作業がどれだけ快適なのかを体験するための一台としておすすめします。