マイルが貯まるスマホ決済「ANA Pay」レビュー。チャージ制約の代わりに大きなメリットも!

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この1,2年でスマホ決済が幅広く使われるようになり、支払いがとても楽になりました。その一方で、スマホ決済が増えすぎてアプリの管理が面倒になってきたという話もよく聞きます。

普段からよく使うスマホ決済のほか、用途に応じて使い分けるサブ的なスマホ決済をいくつか入れておく、ぐらいにできればちょうど良いのではないでしょうか。

今回紹介する「ANA Pay」は、名前からも分かるように「ANAマイルが貯まる」ことが特徴です。まさに、サブ的な使い方としてちょうど良いアプリなのです。

アプリの特徴や使い方、メリット・デメリットについてまとめてみたので、気になった方がいれば少しでも参考にしてみてもらえたら嬉しいです。

目次

ANA Payってどんなアプリ?

ANA Payとは、ANAの提供するスマホ決済サービスのこと。二次元コードを見せて払うタイプなので、スマートフォンの機種は関係なく使うことができます。

支払いは、あらかじめチャージしておいたANA Payの残高から行います。チャージ用に登録してあるクレジットカードで直接払うといったことは現状できません。

もらえるマイルは、200円の支払いで1マイル、ANA JCBカードのチャージだと1,000円につき11マイルです。1マイル1円だとすると、最大1.6%の還元率になります。

1マイルの価値は何円?

ANAマイルは、ANAの特典航空券と交換すれば実質1マイル4~5円分の価値になると言われています。その場合の還元率は最大8%程度になるので、非常にお得なサービスだと言えるでしょう。

ANA Payの使い方

ANA Payを使うには、あらかじめANAマイレージクラブアプリをインストールしておく必要があります。持っていない人はストアで入手しておきましょう。

アプリを開いたら、ANAマイレージクラブにログインし、会員サービスメニュー内にある「ANA Pay」を開きます。ここがスタート画面にあたります。

ANA PayはANAマイレージクラブアプリ内のメニューから選択可能

ANA Payメニューを開いた後は、電話番号・メールアドレス・パスワードなどを登録します。登録時は認証コードが求められるので、それぞれ認証を行いましょう。最後に「利用を開始」ボタンを押すと、設定は完了です。

SMSとメールアドレスの登録と認証が必要

設定が終わったら、最後にチャージを行います。チャージに使えるのは現状JCBブランドのクレジットカードのみ。持っていない人はANA Payを使えないので要注意です。

チャージの際は、ANA JCBカードを使ってチャージすると1,000円につき11マイル貯まります。このカードを持っている人は忘れずに使いましょう。

チャージに使えるのはJCBブランドのカードのみ

ANA Payレビュー

しばらくANA Payを使ってみて感じたことについて、メリットとデメリットそれぞれの観点から説明します。

【メリット】ANAマイルが効率良く貯まる

ANA Payが使えるお店はANA Payで払うようにすることで、無理することなくマイルを貯めることができます。

仮に1日1,000円使うとすると(ANA JCBカードでチャージ)、1ヶ月で約500マイル貯まります。無理なく貯めるには十分な数字ではないでしょうか。

【メリット】決済専用アプリを使う必要がない

他のスマホ決済と少し違うと感じたのは、「ANA Pay」という単独の決済アプリが存在せず、ANAマイレージクラブのアプリの一機能になっている点です。

ANAのマイルを貯めている人なら、もともとANAマイレージクラブのアプリを使っているはずなので、アプリを増やさずそのまま使うことができるのはメリットだと言えるでしょう。

【デメリット】チャージに使えるカードがJCBのみ

ANAとJCBカードの関係性が強いからなのか分かりませんが、ANA Payのチャージに使えるクレジットカードはJCBのみです。その他のブランドは使えません。

VISAやMasterカードしか持っていない人は、ANA JCBを含むJCBブランドのカードを別途用意する必要があります。人によっては、この時点で使うのを止めるのでないでしょうか。

【デメリット】クレジットカード払いができない

ANA Payは、PayPayやd払いなどのスマホ決済と違って、登録しているクレジットカードで払うことはできません。

僕も基本的にクレジットカード払いを常用しているので、毎回チャージするのはかなり面倒に感じました。ここはぜひ改善して欲しいところ。

【デメリット】使えるお店の種類・数が少ない

ANA PayのWebサイトを見る限り、他のスマホ決済業者に比べて種類や店舗数がかなり少ないです。

東京や大阪といった都市部ならまだ良いですが、地方だとANA Payを使おうにも使えるお店がない状況になる可能性が少なくありません。

これからANA Payを使おうとしている人は、チャージする前に使える店が近くにあるかどうかを確認しておいた方が良さそうです。

ANA Payまとめ

この記事では、スマホ決済アプリ「ANA Pay」のレビューとして、ここまでに次の内容について説明してきました。

  • ANA Payってどんなアプリ?
  • ANA Payの使い方
  • ANA Payレビュー

JCBカードでしかチャージできないという大きなデメリットはあるものの、貯まるANAマイルは他のどのアプリよりも多い点はとても魅力的です。

使える店舗は少ないながらも、コンビニやスーパーなど日々の生活で使うお店がいくつかあるので、そういったお店で食べ物や日用品を買うという使い方であれば、無駄なくマイルを貯めることができそうです。

決して万人におすすめできるアプリではありませんが、ANAのマイルを貯めている人には全力でおすすめします。まだ使ったことがないという方は、ぜひ登録して使ってみてください。

ANAマイレージクラブ

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