オンラインミーティングを行う際に、参加者全員が別々の場所で参加する場合は良いのですが、「相手が1人で、こちらは同じ会議室に複数名いる」状況だと結構面倒だったりします。
会議室でみんなが同時にPCを使うとハウリングが起きる。かといって誰か一人のPCだけを使うと、今度はみんなの声が上手く拾えなくなります。
今回、その状況を改善すべく「JEVRA SEPAK 510」というスピーカーフォンを買ってみたので、実際に使ってみた感想や、メリット・デメリットについて説明していきます。
JABRA SPEAK 510の外観・仕様について
パッケージはアクティブさを感じる色合いで、高級というよりはカジュアルさを感じるものになっています。上位モデルだとまた変わるのかもしれません。
パッケージの中身がこちら。本体、専用ケース、説明書x2とシンプルな構成。保護シートの類も特になく、そのまま入っています。
スピーカーフォン本体。ボタンはタッチ式で、スピーカー部分の周囲に配置されています。ボリュームの大小は白色ライトの数で分かるようになっています。
本体の底面には滑り止めのスポンジ?と製品情報が記載されています。デザインと開発はデンマークで、製造は中国で行われているようです。
製品の仕様は以下の通りです。
連続使用可能時間 | 15時間 |
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通信方式 | Bluetooth |
メーカー | Jabra(ジャブラ) |
製品型番 | 100-43100000-40 |
発売年 | 2014 |
コントロールタイプ | ボリュームコントロール |
製品サイズ | 12 x 12 x 3.3 cm |
商品重量 | 420g |
JABRA SPEAK 510のレビュー
次に、このJABRA SPEAK 510を実際に使ってみて感じた、良い点とイマイチな点について説明していきます。
【良い点】ノイズの少ないクリアな音質
口コミの評価が良かったため期待値は高かったのですが、期待通りの高音質でした。少なくともPCのマイク・スピーカーとは別次元です。
エコーキャンセラーなど雑音を軽減してくれる仕組みもあり、喋っている音がとてもクリアに伝わります。数名で同時に喋っても全く問題ありません。
社内だけでなく社外で打ち合わせをする際に雑音が入ってしまい「もう一度お願いしてもよろしいでしょうか?」と聞く必要がなくなるのは嬉しいですね。
【良い点】外付けスピーカーとしても使える
マイクスピーカーなので当然スピーカーとしても使えるのですが、音声だけに使うにはもったいないくらいに音が良いです。
ミーティングで使わない時は音楽用に使うのも全然ありです。音楽向けのスピーカーではないですが、十分聞けます。音量を大きくしても音が安定しているのも良い点。
【良い点】最大15時間の連続稼働が可能
ボリュームの大きさにもよるのですが、最大で15時間連続稼働できるバッテリーの長さは魅力的です。
充電できる環境下で使う人がほとんどだとは思いますが、充電できない環境(外でスマホ+スピーカーで使う場合など)で使えるのは便利です。
【イマイチな点】操作説明が少し分かりづらい
このスピーカーフォンを使うと、オンラインミーティング中のマイクON/OFFもタッチ一つで切り替えられるのですが、そのためには設定が必要です。
JabraのWebサイト上に設定方法が書かれているのですが、できれば基本操作の説明中に入れておいて欲しかった。これは気づかない人も多いのでは?
Jabra デバイスを Microsoft Teams で動作するように設定するには?
Jabra デバイスを Google Hangouts で動作するように設定するには?
【イマイチな点】ある程度離れると音が聞こえなくなる
1m~1.5mぐらいの距離であれば音をしっかり拾ってくれますが、それ以上離れると音が一気に拾えなくなります。「ちょっとぐらい大丈夫だろう」と思っている人は注意しましょう。
広い会議室で使う場合や、6人以上の会議で使う場合は、一つ上のJabra Speak 710にしておいた方が確実でしょう。
JEVRA SEPAK 510まとめ
この記事では、これまでに次の内容について説明しました。
- JABRA SPEAK 510の外観・仕様について
- JABRA SPEAK 510のレビュー(良い点・イマイチな点)
価格が約1万5千円と少し高めにはなりますが、1~4人の少人数での会議やリモートワーク時のオンラインミーティングといった用途には、最高のパフォーマンスを発揮してくれます。
これを一度使ってしまうと、PC内蔵のマイクやスピーカーを二度と使いたくなります。(僕も、あのノイズだらけで時々聞こえなくなるミーティングにはもう戻りたくないです…)
とても良い製品だと思います。ぜひ試してみてください。