Web会議に参加するとき、ほとんどの人はイヤホンかヘッドホンを着けると思いますが、周りの音が聞こえなくて困ったことはありませんか?
僕の場合だと、このようなことが最近ありました。
- 自宅で、インターホンに気づかず荷物を受け取ることができなかった。
- オフィスの自席で、何回も呼びかけられていることに気づかなかった。
致命的な問題とまでは言わないですが、できれば避けたいですよね。
そこで使い始めたのが「骨伝導イヤホン」です。
振動で音を伝えるため、従来のイヤホンと違って耳を塞ぐ必要がありません。僕もそうだったのですが、初めて使った時はその感覚に少し衝撃を受けました。
というわけで今回は、僕が実際に買って使っている「Pro9」という製品についてレビューしました。
製品の外観・使い勝手・メリット・デメリットについて書いたので、骨伝導イヤホンを探している方は候補の一つに加えてみてもらえればと思います。
骨伝導イヤホン「Pro9」の概要
骨伝導イヤホン「Pro9」の仕様
骨電動イヤホン「Pro9」(表示はDefrenですが、前述の通りPro9が正式名です)は、軽量・防水・ノイズキャンセリング機能を備えた骨伝導イヤホンです。
機能や仕様については以下の通りとなります。Bluetoothバージョンが5.0とやや古めなので、中国では以前から販売されている機種なのかもしれません。
本体サイズ | 16.1 x 13.1 x 5.2 cm |
重量 | 30 g |
USBタイプ | MicroUSB |
Bluetooth | 5.0 |
対応コーデック | SBC、AAC |
対応プロファイル | HSP、HFP、A2DP、AVRCP |
最大通信距離 | 約10m |
バッテリー容量 | 140mAh |
充電時間 | 約1.5時間 |
連続使用時間 | 約6時間 |
防水レベル | IPX7 |
骨伝導イヤホン「Pro9」のパッケージ・外観<
パッケージの中身をチェックしていきます。
本体と説明書類のほか、USBケーブル・収納袋・耳栓・ネックバンドが入っています。
説明書に書かれていないのですが、付属のネックバンドはイヤホンを固定したい時に使うものらしいです。
説明書の日本語は少々怪しいですが、操作に困ることはないので、特に気にする必要はなさそうです。
本体はグレーでマットな質感。デザインはやや無骨で男性が好みそうな印象です。
サイドの仕上げは高級感を感じるものになっていて、個人的には好きです。
片側に電源オンオフボタンとマイクの収音部分があります。
USBコネクタと音量の+-ボタン(少しぼやけてしまいましたが)は本体フレーム側面にあります。
骨伝導イヤホン「Pro9」の価格や取り扱いECサイト
Pro9は、Amazonと楽天市場で購入することができます。実売価格は500円オフクーポンがあるAmazonのほうが安いです。(4/19時点。終了している可能性もあります。)
ただし、SPUの倍率が高く、買い回り商品数が多い場合は楽天市場のほうがお得になるので、あらかじめ確認の上で購入しましょう。
骨伝導イヤホン「Pro9」のレビュー
適度なフィット感で長時間利用が苦にならない
購入して1週間、仕事・プライベートで毎日使ってみました。その際の使用感について説明します。
まず最初に感じたのが、本体の軽さ。30gという数字だけで見るとイメージが湧かなかったのですが、実際に装着すると「軽っ」と思いました。
その軽さと素材の柔らかさのお陰で、長時間つけっぱなしにしていても痛くなりません。従来のイヤホンやヘッドホンにはない快適さです。
マイク性能が高いので心地良く会話ができる
マイク性能は正直あまり期待していなかったのですが、意外なことにめちゃくちゃ性能が高いです。少なくともPCのマイクや有線イヤホンのマイクよりは上です。
マイクの収音部分が口から離れていても、しっかり音を拾ってくれるようです。骨伝導マイクではないので、なぜここまで音をしっかり拾えるのか不思議ですが・・・。
僕がWeb会議を何度かやった後に「イヤホンを変えたけど音ちゃんと聞こえた?」と尋ねたところ、「今までよりクリアになった」とのことだったので、効果はあるようです。
連続使用時間が長いため1日充電なしで使える
30gの軽量ボディながらも、連続6時間使用できます。朝から夕方までの間の4時間ほど、音楽・動画・Web会議で使いましたがバッテリーは残っていました。
あまり使わない人だと2日間は充電しなくても使えるはずです。いずれにしろ連続使用時間が長いに越したことはないので、Pro9を使うメリットの一つです。
音量を大きくすると音が外に漏れてくる
骨伝導イヤホンを使う上で避けられないのが「音漏れ」です。音量をある程度大きくしていくと、イヤホンから音が漏れはじめてきます。
職場やカフェなど雑音が多い場所だとまだ良いのですが、静かな場所だと「音楽を聴いている」「誰かの声がする」ぐらいは認識できます。
大きな音がする場所での使用には不向き
音漏れが目立たない点では雑音が多い場所の方が良いのですが、骨電動イヤホンは周りの音と混ざりやすいので屋外での使用には向いていないです。
車通りの多い道路を移動しながら音楽を聴いてみましたが、周りの音がうるさく音楽がほぼ聞こえません。音量をかなり大きくしてようやく聞こえるといったところです。
ただ、電車の中のように周りの音が小さい(電車の揺れる音ぐらい)場所なら通常のボリュームでも問題なく聞こえます。
どうしても高い遮音性が必要だという人は、骨伝導よりもインナーイヤー型イヤホンかヘッドホンにしたほうが確実かなと思います。
わざわざ耳栓を使う必要は無いかも
付属の耳栓を使うことで、よりイヤホンの音をしっかり聞くことができます。音楽を聴いたり、映画を観たりする時には便利そうです。
ただ、個人的にはあまり必要ないかなと思います。というのも、耳栓とイヤホンを2つ着けるのは手間だし、それなら普通のイヤホンかヘッドホンを使うよね、と。
イヤホンやヘッドホンが手元にない場合に使うぐらいが良さそうです。ちなみに耳栓は付属品以外のものでも使えるので、お好みでどうぞ。
骨伝導イヤホン「Pro9」のまとめ
この記事ではここまでに、骨伝導イヤホン「Pro9」のレビューとして以下の内容を書きました。
- 骨伝導イヤホン「Pro9」の仕様
- 骨伝導イヤホン「Pro9」のパッケージ・外観
- 骨伝導イヤホン「Pro9」の価格や取り扱いECサイト
- 骨伝導イヤホン「Pro9」のレビュー(メリット・デメリット)
骨伝導イヤホン「Pro9」は、リーズナブルな価格ながらも、イヤホン・マイクどちらも安心して使えるだけの性能を備えた製品です。
軽量なので長時間使っても痛くならず、バッテリーも最長6時間持つので、Web会議の頻度が高いリモートワークの方にはピッタリです。
価格もAFTERSHOKZの半額以下なので手が出しやすく、骨電動イヤホンを初めて使う人にも最適な一台だと思います。ぜひチェックしてみてください。