こんにちは、コデログ(@kodelog_me)です。
通勤の時に使っているワイヤレスイヤホンのバッテリーが弱くなってきたので、新しく買い替えることにしました。今回は前々から買おうと思っていたMPOW M30にしてみました。
買ってから約2週間、ほぼ毎日使ってみたので、さっそくレビューしてみたいと思います。
MPOW M30の概要
MPOW M30は中国のMPOW社により開発・販売されているワイヤレスイヤホンです。3000円台の控えめ価格ながらも、Bluetooth5.0、IPX7防水、長時間稼働、MCSyncの左右同時伝送といった必要十分な機能が盛り込まれています。
パッケージの中身はこちらの通り。本体とケース、説明書、USBケーブル、イヤーピース2種類(S・M、S・M・L)と標準的な内容になっています。説明書は日本語にも対応。英語が読めない人でも大丈夫です。
この商品は2年間保証の対象です。何かしら不具合が起きた場合は、カードに記載されているURLからメーカーへ連絡することで、不具合だった場合は新しいものに交換してもらうことができます。
MPOW M30の外観
ケースは手に馴染む手ごろな大きさで、重さは感じません。
表面はやや光沢のある加工になっていて、高級感があります。ただ、手汗や汚れは目立ちやすいのでクロスで定期的に拭いてあげた方が良さそうです。
背面にUSBコネクタがあり、対応する型はType-C。低価格帯のイヤホンはMicroUSBであることが多いので、これは嬉しいです。3000円あたりがType-Cとの境目なのかもしれません。
本体はややコンパクト。ちょっと変わった形のイヤーパッドですが、これはこれでカッコいい。操作や状態に合わせて表側のライトの色が変わるようになっています。輝度も十分で、とても分かりやすいです。
MPOW M30レビュー
ストレスフリーな操作感
毎日着脱してケースに収納することを考えると、操作感は非常に重要です。その点このM30はケース出し入れ、イヤホン操作のどちらもストレスフリー。サクサクと思うように動いてくれます。
バッテリー残量を示すライトの色、タッチによる操作内容は次の通りです。シンプルで分かりやすいと思いませんか?
バッテリー残量
- 赤いライト:~35%
- ピンクライト:36%~75%
- 青いライト:76%~100%
タッチ操作の内容
- 音量UP:右イヤホンを押し続ける
- 音量DOWN:左イヤホンを押し続ける
- 次の曲へ:右イヤホンを2回タッチ
- 前の曲へ:左イヤホンを2回タッチ
- 再生/一時停止:左右いずれかのイヤホンを1回タッチ
- 通話応答/終了:左右いずれかのイヤホンを2回タッチ
- 着信拒否:左右いずれかのイヤホンを1秒押し続ける
- Siri/Googleアシスタント起動:左右いずれかのイヤホンを3回タッチ
ボリュームの調整もスムーズ。一気に音量が上がらないよう緩やかに上げてくれるあたりも良く考えてあると思います。
最大25時間スタミナバッテリー
M30の特徴の一つが、この最大25時間再生できるバッテリー持ちの良さです。
イヤホン本体だけだと5時間ですが、ケースも合わせると25時間に。本体がコンパクトで軽いことを考えると、驚異的なスタミナ。Airoha社のチップ「AB1536U」による性能アップが効いているようです。
フル充電の状態から毎日2時間ほど使っていますが、最低でも1週間は充電しなくて大丈夫です。使い方によってはスペック通りの25時間には届かないまでも、かなり近い結果になりそうです。
接続の安定度と音質が大幅アップ!
ここまで変わるのかと思ったのが、Bluetooth接続の安定度と音質の部分です。
Bluetooth接続は、接続がめちゃくちゃ早く、接続した後も全く途切れません。明らかに接続安定度が向上しています。個人的には、これだけでも十分に買う価値があると感じました。
音質については、とにかく聴いてみて欲しいです。商品説明にある「Airoha社”MCSyncテクノロジー”を採用したことで、左右同時伝送が可能に」が絶大な効果を発揮しています。
感覚的な表現になるのですが、左右のイヤホンに届く音が僅かでもずれると、音楽の再現度や臨場感がガクッと下がり、無意識のうちに音に対する違和感を覚えるのだと思います。
この差がなくなることで、音の再現度が高くなり、臨場感が生まれる。音や音楽をより楽しむことができるのです。
このテクノロジーを採用しているのはMPOW M30以外でもたくさんありますが、僕は初めての体験だったのでより感動が大きかったですね。
MPOW M30レビューまとめ
これまで書いたように、MPOW M30は低価格ながらも操作性やバッテリー持続時間、音質どれも高い水準のワイヤレスイヤホンです。
より強い特徴を求める方を除けば、非常にバランスが良くクセもなく、誰にでもおすすめできる一台だと思います。
僕のように、新しいイヤホンを買おうかなと考えている人は、ぜひ検討候補に入れてみて下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。以上、コデログ(@kodelog_me)でした。