Amazonの8インチタブレット「Fire HD 8」に新しいモデルが追加され、10月3日より販売が始まりました。前モデルからメモリを3GB/4GBに増やしたもので、価格は15,980円から。
メモリが増えたことで今までよりサクサク動くことが期待されますが、前モデルから価格は2,000円アップ。前モデルを買うか新モデルを買うか、違いを比べながらチェックしてみましょう。
目次
Fire HD 8 新モデルと前モデルの違い
新モデルFire HD 8は、旧モデルの機種をベースに、メモリを3GB/4GBに増強した内容になっています。少しややこしいのですが、アップグレード版であって、次世代機ではないようです。
新旧の変更点
- メモリ:2GB→3GBまたは4GB
- リアカメラ:2メガピクセル→5メガピクセル
スペックは以下の通り。前モデルの発売から2年経つので、CPUやディスプレイも強化して欲しかったですが、今回はなし。第13世代が出るとしたら次でしょうか。
世代 | 第12世代 – 2022年発売 | 第12世代 – 2024年発売 |
ディスプレイ | 8インチ HD | 8インチ HD |
解像度 | 1280 x 800 (189ppi) | 1280 x 800 (189ppi) |
重量 | 337g | 337g |
サイズ | 202 x 137 x 9.6mm | 202 x 137 x 9.6mm |
RAM | 2GB | 3GB または 4GB |
CPU | 6コア (2.0GHz) | 6コア (2.0GHz) |
容量 | 32GB または 64GB | 32GB または 64GB |
バッテリー | 最大13時間 | 最大13時間 |
充電時間(同封のアダプター使用時) | 約5時間 | 約5時間 |
スピーカー | Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー | Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー |
USBポート | USB-C (2.0) | USB-C (2.0) |
Alexa対応 | 対応 | 対応 |
フロントカメラ | 2メガピクセル | 2メガピクセル |
リアカメラ | 2メガピクセル | 5メガピクセル |
保証 | 1年間限定保証付き ※通常の使用において発生した破損・故障に限る | 1年間限定保証付き ※通常の使用において発生した破損・故障に限る |
カラー | ブラック、ブルー、ローズ | ブラック |
価格 | 13,980円~ | 15,980円~ |
Fire HD 8 新モデルは「買い」「見送り」どっち?
メモリが3GB/4GBになってストレスなく動くことが予想されますが、個人的には「見送り」が良いと思います。少なくとも、今すぐ定価で買ってしまうのはとてももったいないです。
Fire HD 8新モデルは、メモリが増強されサクサク動く点や、他社タブレットに比べ強度が高いといったメリットはありますが、それらを考えたとしてもコストパフォーマンスは決して高くありません。
同じ8インチタブレットで人気のある「ALLDOCUBE iPlay60mini Pro」や「Headwolf FPad5」の価格は、約2万円。これらと比べてしまうと、どうしても見劣りしてしまいます。
Amazonデバイスの一番の売りは、コストパフォーマンスの高さです。もし、新モデルが欲しいという人がいれば、年末年始のセール時期を狙って買いましょう。大体3,000~4,000円ほど安く買えるはずです。